日本唯一のポルシェ専門レンタカー『ポルシェゲート』をはじめたきっかけ①

ポルシェ

はじまりはただの思いつきだった。

「他の人にも私の車に乗って欲しい。」

2015年にポルシェ沼に沈んでから5年経った2019年頃、いつしかそんなことを考えるようになっていた。

以下の記事を読んでいただけると私が『ポルシェ沼』にハマった経緯が詳しくわかります。

私が『ポルシェ沼』にハマったきっかけ その①
私が『ポルシェ沼』にハマったきっかけ その②
私をポルシェ沼に沈めた空冷ポルシェのレストア

まずは私の簡単な自己紹介

 忘れもしない2015年…40代で始めて幼少期の夢であったポルシェオーナーとなり、底なし沼と呼ばれる『ポルシェ沼』にハマりました。
そして頭まで沼にどっぷり浸かった結果、2020年3月から大阪の箕面市でポルシェゲートという日本で唯一のポルシェ専門レンタカーを立ち上げ、今も運営しています。

 私がブログを始めたきっかけやこのブログに関しては、『ポルシェ沼にハマった結果、ブログ始めます。』よりお読みください。

共通の趣味を持つ友人が欲しい!

どんな趣味にでもある時期といえば心当たりがある方も大勢いると思いますが、ポルシェの運転にも慣れ、車の特徴やクセ、レストアの知識などもそれなりについてくると…「誰かと語り合いたい!」と考えてしまうことが増えてきます。

もちろん、日之出モータースの親父さんやその他ポルシェのレストアに携わるプロの方々とはお話することは増えたが、共通の趣味の話をアマチュア同士でするというものは、形容し難い楽しさがあるのは間違いないと思う。

しかし、高級車であるポルシェを所有するというハードルの高さ故、乗用車としてのポルシェを語れる友人が一握りしかいなかったのである。

ポルシェの車としての魅力を肌で感じて欲しかった。

ポルシェ好きは世の中にたくさんいる。

かくいう私も小さい頃は、ポルシェが大好きでミニカーやカー消し、プラモデルといったポルシェに関連した玩具やグッズを集めていたし、ポルシェを購入する前でもカタログスペックを眺めて夢想することは多くあったと思う。

しかし、いくら本を読んでもミニカーを見ても絶対にわからないものがある。

例えばポルシェのボディ。
その硬さは、『触って』『乗って』『走って』みなければ、本当の意味ではわからない。
何十年も見たり聞いたりして、想像していたものをはるかに超越した驚きや感動があった。

その感動を共有したい。その感動を分かち合える仲間が欲しい。

いつしか頭の中で、
『ポルシェが好きだけれど、乗れないという人がいたら私の車でポルシェを体験させてあげたい』
という想いが巡るようになった。

発見したのは、乗る楽しさだけではなかった

ある意味で新しい趣味となったレストアであったが、プロと打ち合わせし、色々相談を繰り返すうちに、ポルシェという車がどういったものか理解出来るようになってきた。

例えばポルシェは、ボディー、足回り、エンジン、ブレーキなど走りに関係する所には、徹底的にお金をかけている。しかし、そうでないところは、極めて簡素で合理的である。

シートの前後スライドはレバー式の手動式、ドアミラーは電動で格納しないなど、高級車であっても利便性より軽さを優先し、ボンネット・ドアをアルミにして、ガラスも薄く内装を剥ぎ取るなど、限界まで車の軽量化に注力を注いでいる。

ただ単にエンジンパワーを上げて速さを求めるのではなく、極限の軽量化によりカタログ値10馬力アップしかない車も、全く別のレーシングカーに仕上げてしまうのである。

もちろん、他にもいろいろポルシェらしさはあるが、語り尽くすことができない。

だからこそ、1度はポルシェを味わって欲しい

フェラーリ、ランボルギーニ、ベンツ、アウディなど色々と外車メーカーはあると思うが、そのどことも全く違うアプローチで車を作っていくポルシェは唯一無二の車だと思う。

私は、ポルシェの運転を経験し、レストアなどで知識として吸収していくのは、とても楽しかった。

だからこそ憧れを夢想として終わらせるのではなく、1度はポルシェに『触れて』『乗って』『走って』みて欲しいと思う。そして『感動』して欲しい。

そしてその先に、知識や感動を仲間同士で分かちあえればさらに最高だと私は思っている。

そんなことができる場所はないかな…?ないならば作ろう!と思い立ち、日本唯一のポルシェ専門レンタカー『ポルシェゲート』を立ち上げました。

次回「『ポルシェゲート』を始めたきっかけ②へ続く

今回は、私がポルシェを運転を体験し、レストアを行ったことで気づいた楽しさなどから、こういった経験をする方が増えて欲しい。共通の趣味で話ができる仲間が欲しい。といった私の想いのお話をさせていただきました。
次回のお話は、ポルシェでこういったことしたいけど…そんな場所ないよね?って思ったことを書き綴ろうと思います。

『ポルシェゲート』を始めたきっかけ②はこちらからお読みいただけます。

これからポルシェ沼にハマる人、もうハマっている人、ハマってないけどポルシェが大好きな方はコメント、フォローお待ちしています!

それではまた次の記事で!

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