
ポルシェ911の長い歴史において、「ターボ」という称号は常に特別な意味を持ち続けてきました。それは単なるグレードの一つではなく、ポルシェが持つ最新技術のすべてを注ぎ込んだ「フラッグシップ(最高峰)」であることの証です。
今回ポルシェゲートに登場するのは、そのターボをさらに研ぎ澄ませた至高のモデル「991型前期 911ターボS」。
560馬力というスーパーカー顔負けのパワーを持ちながら、AT(PDK)で誰でもイージーにドライブできる懐の深さ。そして「スポーツクロノパッケージ」と「PCCB(セラミックブレーキ)」という、ポルシェの走りを極限まで高める最強のオプションを備えた一台です。日常の足からサーキットの限界走行までを完璧にこなす、このモンスターの魅力に迫ります。
560馬力を解き放つ「スポーツクロノ」の魔法

リアに搭載される3.8L 水平対向6気筒ツインターボエンジンは、最高出力560PS、最大トルク700Nm(オーバーブースト時750Nm)という途方もないパワーを誇ります。
このパワーを余すことなく引き出すのが、搭載されている「スポーツクロノパッケージ」です。ステアリングやセンターコンソールのスイッチで「スポーツプラスモード」を選択した瞬間、車体全体が臨戦態勢に入ります。アクセルレスポンスは剃刀のように鋭くなり、7速PDK(デュアルクラッチトランスミッション)は電光石火のスピードでギアを叩き込みます。
さらに、ローンチコントロール(ロケットスタート機能)を使用すれば、0-100km/h加速はわずか3.1秒。四輪駆動システムが路面を強烈に蹴り上げ、まるでジェット機が離陸するかのような、シートに体がめり込む未体験のG(重力)を味わうことができます。
宇宙船の加速を制する最強の盾「PCCB」

これほどの常識外れな加速力を持つ車には、それ以上の「止まる力」が不可欠です。 このターボSの足元でひときわ存在感を放っているのが、鮮やかなイエローキャリパーが目を引く「PCCB(ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ)」です。
航空宇宙産業でも使われる特殊なセラミック素材で作られたこのブレーキディスクは、ポルシェのブレーキシステムにおける最高傑作。どれだけ激しいブレーキングを繰り返しても熱ダレ(フェード)を起こさず、どんな速度域からでも「巨大な見えない壁」にぶつかったかのようにピタリと車体を減速させます。
また、通常の鉄製ブレーキよりも圧倒的に軽いため、バネ下重量(タイヤ周りの重さ)が劇的に軽くなり、ステアリングを切ったときの鼻先の軽さや、しなやかな乗り心地にも大きく貢献しています。
「PDK」と「四輪操舵」がもたらす、誰でも速く走れる魔法

かつての「ターボ」は、その強大なパワーゆえに乗り手を選ぶ車でした。しかし、この991ターボSは違います。
変速ショックを全く感じさせず、街中をオートマチック車として優雅に流せる「7速PDK」の賢さ。そして、リアタイヤの向きを走行状況に合わせて自動で変える「リアアクスルステアリング(四輪操舵)」の恩恵により、低速の交差点では小回りが効き、高速コーナーではまるでレールの上を走っているかのような絶対的な安定感を生み出します。
雨の日の高速道路でも、タイトなワインディングでも、四輪駆動システムが常に最適なトラクションを配分してくれるため、ドライバーは恐怖心を感じることなく、純粋にドライビングに没頭することができます。
日常使いできる「ハイパワーカー」の完成形

これだけの圧倒的なパフォーマンスを備えていながら、ノーマルモードで走れば、助手席の同乗者が寝てしまうほど快適なグランドツーリングカーへと顔を変えます。
エアコンがしっかり効き、オーディオの音質も良く、ゴルフバッグや買い物袋も積める。それでいて、アクセルを踏み込めば世界のハイパーカーたちをバックミラーの彼方に置き去りにできる。この「ジキルとハイド」のような二面性こそが、ポルシェ911ターボSが世界中のセレブリティから愛され続ける最大の理由です。
ポルシェが誇る技術の粋を集めた、妥協なき「究極の911」。 その絶対的なパワーと、それを意のままに操れる驚きの安心感を、ぜひポルシェゲートでご自身の手と足で体感してください。
車両の詳細・入会のご案内はポルシェゲート公式サイトにて。
皆様の挑戦(ドライブ)をお待ちしております。






