
ポルシェのラインナップにおいて、日常使いの快適性とサーキットを攻め込めるスポーツ性を最も高い次元で両立させたモデルにのみ与えられる称号、それが「GTS(グランツーリスモ・スポーツ)」です。
今回ポルシェゲートに登場するのは、ミッドシップ・オープンスポーツの最高峰に位置づけられる「718ボクスター GTS」。しかも、ダウンサイジングターボの恩恵を最大限に味わえる2.5Lモデルに、ポルシェファン必須のオプション「スポーツクロノパッケージ」を搭載した、まさに“走りのマストアイテム”が揃った一台です。
情熱的な深紅のボディが目を惹くこのGTSが、なぜこれほどまでに多くのポルシェフリークを魅了するのか。その秘密に迫ります。
視線を奪う、鮮烈な「レッド×ブラック」のエクステリア

実車を目の前にしてまず心を奪われるのが、その息を呑むようなカラーコーディネートです。スポーツカーの王道とも言える鮮やかなレッドのボディカラーに対し、ソフトトップルーフは引き締まったブラックが選択されています。
GTSモデルの特権として、足元のアルミホイールや、リアのテールランプハウジングなど、各部が精悍なブラックで統一されています。ドア下部にさりげなくあしらわれた「GTS」のブラックデカールと、ホイールの奥で力強く主張するレッドブレーキキャリパーの組み合わせは、まさに計算し尽くされた美しさです。
センターから覗くデュアルエキゾーストパイプもGTSならではの迫力あるリアビューを演出しており、ルーフを開けても閉めても、どの角度から見ても完璧なプロポーションを誇ります。
2.5Lターボが放つ、怒涛の「中間トルク」

718世代のGTSには、後に4.0L自然吸気モデルも追加されましたが、今回ご紹介する「2.5L 水平対向4気筒ターボエンジン」には、NAにはない圧倒的な魅力があります。
最高出力は365馬力を発揮。しかし注目すべきは馬力よりも「トルク」です。わずか1,900回転という低回転域から、最大トルク(430Nm)を発生させます。これはどういうことかと言うと、「街中の交差点を曲がった直後や、峠道の登り坂でも、アクセルに少し足を乗せるだけでシートに背中を押し付けられるような猛烈な加速」が味わえるということです。
ターボチャージャーが空気を吸い込む「シュイーン」という吸気音と、背後から弾けるようなエキゾーストノート。低速域からでも力強いパンチ力を発揮する2.5Lターボは、日本の公道(ワインディング)を走る上で最も楽しく、最も「速い」と感じられるパワーユニットかもしれません。
「スポーツクロノパッケージ」がもたらす走りの覚醒

そして、この車両の価値を決定づけているのが「スポーツクロノパッケージ」の搭載です。ダッシュボード中央に鎮座するクロノグラフ時計がその証ですが、真の価値はステアリング右下に設けられた「モードスイッチ」にあります。
ノーマルモード: 街乗りを快適にこなす、しなやかでジェントルな走り。
スポーツモード: エンジンレスポンスが鋭くなり、スポーツエキゾーストが野太い咆哮を上げ始めます。
スポーツプラスモード: クルマの神経が極限まで研ぎ澄まされます。足回り(PASM)は最もハードになり、シフトチェンジは電光石火の速さに。ダイナミックエンジンマウントが作動し、車体とエンジンが一体化したようなダイレクトなコーナリングマシンへと変貌します。
さらに、スイッチ中央のボタンを押せば、20秒間だけエンジンのポテンシャルを最大解放する「スポーツレスポンス」機能も発動。このスポーツクロノがあるからこそ、718ボクスター GTSの真のポテンシャルを100%引き出すことができるのです。
オープンエアで楽しむ「GTSサウンド」
GTSには、標準で「スポーツエキゾーストシステム」が組み込まれています。ルーフを開け放ち、スポーツモードに切り替えてアクセルを踏み込めば、背後から轟く重低音のフラットフォー・サウンドがダイレクトに鼓膜を震わせます。アクセルをオフにした際にマフラーから響く「バリバリッ!」というバブリング音(バックファイヤー音)は、オープンカーであるボクスターだからこそ、最も生々しく、最もエキサイティングに楽しめる特権です。
これぞポルシェの「最適解」
鮮烈なレッドのエクステリア、どこからでも加速できる2.5Lターボの分厚いトルク、そして走りの本能を呼び覚ますスポーツクロノパッケージ。この「718ボクスター GTS」は、休日の優雅なオープンドライブから、アドレナリンが湧き出るようなスポーツ走行まで、たった一台で全てを完璧にこなしてしまう、まさにポルシェの「最適解」とも呼べる存在です。
ぜひポルシェゲートで、このGTSのステアリングを握り、スポーツプラスモードの刺激的な世界をご体感ください。
車両の詳細・入会のご案内はポルシェゲート公式サイトにて。
皆様の挑戦(ドライブ)をお待ちしております。







