2026年9月12日、ポルシェの世界的ファンイベント「スポーツカー・トゥギャザーデー」が、世界3大陸・10カ所のポルシェ・エクスペリエンスセンター(PEC)で同時開催された。日本では開業5周年を迎えた「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」(千葉県木更津市)に、約1200人のオーナーやファンが集まったと報じられている。

何が発表・報道されたか

「スポーツカー・トゥギャザーデー」は2018年に始まったポルシェのグローバルイベントで、世界各地のPECにおいて最新モデルの試乗やトークショー、食事などを通じ、オーナー同士やスタッフが交流する催しである。日本開催の舞台となったPEC東京は2021年に開業した国内唯一のPECで、今回はその5周年を記念する会も兼ねていた。

イベントには、ポルシェAGで911・718のプロダクトラインを統括するフランク・モーザー氏が来日し、複数の自動車メディアの取材に応じた。報道によれば、同氏は「GT3は自然吸気エンジンとマニュアルトランスミッションの組み合わせこそが最高であり、現行モデルがその最後になるとは限らない」という趣旨の発言をしたほか、GT系モデルを数多く購入してもらっている日本市場の重要性を理由に、自ら来日を決めたと語ったという。

PORSCHE GATEとしての見方

GT3における「自然吸気+MT」という組み合わせへのこだわりは、スペック表の数字だけでは測れない、運転する楽しさそのものを追求した選択だと言える。PORSCHE GATEでも、車を選ぶ基準はリセールバリューや希少性だけであるべきではないと考えている。何十台ものポルシェや旧車に触れてきた経験から言えるのは、結局のところ「自分がハンドルを握って楽しいと感じるかどうか」こそが最も大切な物差しだということだ。空冷か水冷か、NAかターボかといった議論も、まずは実車に触れてみてから判断するのが望ましいというのが、当店の一貫した立場である。

ポルシェオーナー・購入検討者への影響

今回の発言が示すように、ポルシェは今後もGT3のような「運転する歓び」を前面に出したモデルを一定の範囲で継続していく方針とみられる。電動化やターボ化が進む中にあっても、ドライバーズカーとしての核はすぐには失われにくいと考えられる。

一方で、限定モデルや将来モデルへの期待から、投機的な視点で車両を探す動きも出やすい。しかし購入を検討する際は、噂や相場情報、将来のリセールバリューだけで判断するのではなく、実際に試乗して自分に合うかどうかを確かめることをおすすめしたい。現行GT3も含め、まずは実車に触れてみることが、後悔しない一台選びの近道だろう。

元記事

本記事は下記の報道を参考に、PORSCHE GATE編集部が独自の視点でまとめたものです。詳細は元記事をご参照ください。
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