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PORSCHE GATE JOURNAL

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古いポルシェほど面白い理由、ダイレクト感の正体と旧車の現実

911(964)Carreraの外観 空冷ポルシェ
Photo: 多多123 (CC BY 4.0, via Wikimedia Commons)
東京・青山 2026年8月18日OPEN 会員先行登録受付中(定員100名)・大阪と同一料金プラン
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「なんで新しいポルシェじゃなくて、わざわざ古いポルシェに乗るんですか?」とよく聞かれます。正直に言うと、これは一言で説明するのが難しい質問です。ただ、私なりに感じていることはあります。年代を遡れば遡るほど、車と自分の間にある「膜」のようなものが薄くなっていく感覚があるんです。

ダイレクト感というもの

アクセルを踏んだ分だけ車が反応する。ステアリングを切った分だけ、タイヤの感触がダイレクトに手に伝わってくる。古いポルシェに乗っていると、そういう「ゴーカートに近い感覚」を強く感じます。現代の車は電子制御が優秀で、誰が運転しても一定水準以上の安心感を得られるように作られています。それはそれで素晴らしいことです。ただ、公道という限られたスピード域で走る分には、車の軽さと素直な反応の方が、私は面白いと感じます。

走行系に振り切った設計思想

ポルシェという車は、ボディーや足回り、エンジン、ブレーキといった走行に関わる部分には徹底的にお金と技術をかける一方で、走行に関係のない部分は驚くほど簡素で合理的に作られています。軽量なアルミパーツ、薄いガラス。そうやって無駄を削ぎ落とすことで、車全体の運動性能を作り上げていく。この思想に、私はすっかり惚れ込んでしまいました。古いポルシェほどダイレクト感が強いのは、この思想が今よりもっと剥き出しの形で車に表れていたからだと思っています。

旧車を持つということの現実

ただ、ここで正直に伝えておきたいことがあります。旧車は、直したところで現代の車にはなりません。壊れます。不便なこともたくさんあります。それを含めて楽しめる人でなければ、旧車との付き合いは正直しんどいと思います。自分自身である程度整備ができるか、あるいは信頼できる工場を持っているか。そして、それに向き合うだけの時間、費用、そして心の余裕。この三つが揃って初めて、旧車という趣味は成立するというのが、私が身をもって感じてきたことです。

最初の一台に選ぶなら

これはあくまで私個人の意見ですが、初めて911に乗るなら、現行モデルであれば標準のCarrera、空冷であれば964あたりが、良い入口になるのではないかと思っています。絶対的な正解というわけではありませんし、どのポルシェが一番いいかと聞かれたら、私はいつも「どれも良い。それぞれ違う」と答えています。リセールや希少価値だけで選ぶのではなく、自分がどう感じるかを大事にしてほしいというのが、正直な気持ちです。

まとめ

古いポルシェのダイレクト感は、頭で理解するものではなく、体で感じるものだと思っています。だからこそ、本や動画だけでは伝えきれない部分がある。PORSCHE GATEに来ていただければ、その感覚を実際に確かめてもらえます。興味を持たれた方は、ぜひ一度体感しに来てください。


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